地震の概要
発生時刻:2024年1月1日 16時10分
震源:石川県能登地方(深さは16㎞、北緯37度29.7分、東経137度16.2分)
震度:
震度7 石川県 輪島市 志賀町
震度6強 石川県 七尾市 輪島市 珠洲市 穴水町 能登町
被害:死者401人(関連死174人含む) 家屋の倒壊や土砂災害による犠牲者の他、関連死が多数。
地震の特徴
能登地方では2018年ごろから断続的に地震が続いており、2022年6月19日に震度6弱の地震、2023年5月5日には震度6強の地震も発生していた。その活動が収束しない中で2024年1月1日16時10分に本震が発生し、その後も最大震度5弱以上の強い余震が繰り返し発生した。
MEGA地震予測による見解
実は2年前から異常は出ていました。2022年3月16日号のMEGA地震予測では「北信越地方」を要警戒エリアとした上で、コメントとして「富山県、石川県、福井県の広いエリアで沈降しています。 石川県の能登半島は先端付近が隆起していてこの付近は不安定です。」と記載しました。
その2か月後、地殻変動だけでなく、他の前兆も複数現れましたので、中部地方周辺にて6月22日までにM5.5±0.5の地震が起こると可能性があると言うピンポイント予測を発出いたしました。その結果、6月19日にM5.4最大震度6弱の地震が発生し、予測は的中しました。
このエリアは沈降が進んでいたため、大きな地震の前には沈降することがある旨をMEGA地震予測にてこれまでに何度も申し上げてきました。
能登半島地震の前にもご覧の通り沈降を続けていました。
特に震度7を記録した志賀町は4ヶ月で約5cmもの沈降をしました。
昨年も11月に、前兆現象が複数現れましたので、「関東地方北信越地方にて11月8日までにM5.5±0.5の地震が起こる可能性があります。」というピンポイント予測を発出いたしました。
12月下旬にもう一度前兆が現れましたので、このエリアを「要警戒」とした上で12月27日に観測データに異常が出ていますのでM5クラスの地震が起きる可能性があります。と予測を出しました。その結果、2024年1月1日に能登半島地震は発生しました。
その後、今年5月22日に、前兆現象が複数現れました。「東海・北信越地方にて6月22日までにM5.5±0.5の地震が起こる可能性がある」と言うピンポイント予測を発出いたしました。その結果、6月3日にM6.0最大震度5強の地震が発生し、予測は的中しました。
以上が石川県能登地方の一連の地震予測です。
そして、「能登半島地震」の結果、この地域の地殻は下記のように大きく変化しました。