「MEGA地震予測」に新機能「地殻変動MAP」が追加されました。
「地殻変動MAP」とは特許取得済み(特許第6494147号)の地体区分システム、及び地体区分方法を用いて作成した「ミニプレート図」のほか「隆起沈降図」や「水平変動図」を時間の経過とともに表⽰する機能です。地殻変動を⾒える化することで、ひずみの溜まっている可能性の高い地域を見つけることを目的としています。
様々なビジュアルコミュニケーション事業を展開する株式会社アマナにて、最新のデジタル技術を駆使して”ミエナイモノヲ可視化”している「ハイドロイド(Hydroid)」チームの協力により開発されました。
①閲覧可能データ日付
現在閲覧可能なデータの期間を指します。
図の例では2020/08/12~2020/11/04のデータを閲覧可能であり、
この場合は ④時系列スライダーの左端が2020/08/12のデータ、右端が2020/11/04のデータです。
②現在表示している地図の日付(配信日)
表示している地図はMEGA地震予測にて配信された地図であり、日付はMEGA地震予測の配信日です。
③過去地震の記録
現在は未実装の機能ですが、将来的に実装予定です。
東日本大震災などの過去の大地震について、発生前後にどのような地殻変動が発生していたかを閲覧することができます。
④時系列スライダー
〇の部分をクリック、もしくはタップしたまま左右にスライドすると、地図を時系列でご覧いただけます。左方向が過去データです。
⑤隆起沈降(ON/OFF)
⑥水平変動(ON/OFF)
⑦ミニプレート(ON/OFF)
アイコンをクリックすると、隆起沈降図/水平変動図/ミニプレート図の表示・非表示を切り替えます。
アイコンが白黒の場合は非表示となっています。
⑧戻るボタン
ひとつ前の画面に戻ることができます。
隆起と沈降の境目
隆起している場所(暖色系)と沈降している場所(寒色系)の境目付近は、地殻の動きが異なるためひずみの溜まっている可能性が高い地域と考えられます。
水平ベクトル(矢印)の有無や方向の変わり目
矢印のたくさん出ているところと全く出ていないところの境目や、近い場所にも関わらず矢印の向きがバラバラな場所は地殻の動きが異なるためひずみの溜まっている可能性が高い地域と考えられます。
ミニプレートの境目
同じような動きをする場所を1つのミニプレートとし、全国を8つのミニプレートに分けています。プレートごとに異なった動きをしているため、異なるミニプレートの境目はひずみの溜まっている可能性が高い地域と考えられます。
2年前の1月第一週と比較して、その地域が隆起しているか、沈降しているかを示した地図です。
2年前と比べて隆起していれば暖色系、沈降していれば寒色系で表現しています。
4週間前と比較して、水平方向に4mm以上動いた地点があった場合に矢印を表示しています。
日本列島を、同一方向に動く場所ごとに8つの塊に分けた図です。たとえば、異なる色で表現されたミニプレート①とミニプレート②は、三次元的に異なる動きをしています。
「MEGA地震予測」を配信している株式会社地震科学探査機構(JESEA)が独自に研究開発したもので、特許取得済み(特許第6494147号)の地体区分システム、及び地体区分方法を用いて作成しています。JESEAでは、異なる動きをするミニプレートの境界部にひずみが溜まっている可能性が高いと考えています。