日向灘地震

2024年8月8日日向灘地震

最大震度6

震源地 日向灘

地震の概要

発生時刻:2024年8月8日 16時42分
震源:日向灘(北緯 31.7 度、東経 131.7 度)深さ31km M7.1
震度:
震度6弱 宮崎県 日南市 
震度5強 宮崎県 宮崎市 串間市 都城市   鹿児島県 大崎市
被害:死者はなかったものの十数人の負傷者が出た。
津波注意報:
愛媛県宇和海沿岸、高知県、大分県豊後水道沿岸、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方 8月8日 22:00 までにすべて解除 気象庁から南海トラフ地震関連解説情報(巨大地震注意)が発表された

地震の特徴

日向灘は南海トラフの西端に位置し、プレート境界型の地震

MEGA地震予測による見解

このエリアは左図のように「ピンポイント予測」を 8月7日に発出いたしました。そして翌日8月8日に地震が発生いたしました。

大きな沈降現象

【九州地方が沈降-隆起沈降図】
左図は2021年を起点とした2023年7月時点の隆起沈降図と2022年1月を起点とした2024年8月の隆起沈降図です。 この1年間で全国的に沈降しています。中でも九州地方は全域が青く沈降しているのがわかります。 沈降は大地震との相関があります。 東日本大震災や熊本地震の前にも大きく沈降しましたが、それと同様あるいはそれ以上沈降していました。
【九州地方が沈降-隆起沈降グラフ】
左図は2023年11月~2024年4月の隆起沈降グラフです。 この半年間で九州地方は沈降しているのがわかります。
【週間高さ変動の異常】
 8月7日発行の週間高さ変動は九州地方に4cm以上の異常点が多く現れました。
【宮崎空港の不発弾爆発は地震の影響か】
2024年10月2日、宮崎空港の誘導路にてアメリカ製の不発弾が突然爆発しました。その約2分前には旅客機が通過しており、あわや大惨事になるところでした。 戦時中に投下されたとみられる250キロ爆弾は、長い時を経て、なぜ突然爆発したのでしょうか。8月8日に起きた最大震度6弱の地震の影響を指摘する専門家もいます。 JESEAでは、宮崎空港周辺の地震後の地殻変動に注目しました。

【日向灘地震後大きく沈降】
左図を見ると宮崎空港は日向灘地震の影響で大きく沈降したエリアにありました。隆起沈降グラフを見るとその沈降量は、何と約8cmを示しており、如何に急激に沈降したかがわかります。 地震による急激な沈降が不発弾に何らかの影響を与え、爆発を誘発した可能性があるかもしれません。

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